政策

皆さんとともに悩み、考える県議として

 2021年11月14日投開票の県議会議員補欠選挙にて、おかげさまでトップ当選という結果をいただきました。「このままではいけない」「私の声を届けてほしい」。県民の皆さんの切実な思い、怒り、期待のこもった結果だと受け止めています。直後に行われた11月議会では初めての一般質問の機会をいただき、コロナ禍でますます生活が苦しくなっている皆さんの声、なかなか処遇改善に結びついていない介護職員の方の現場の声、DV被害者支援に携わる団体さんの声など、さまざまな立場の声をお届けしました。

 すぐに解決できなくても、ともに悩み、考え、少しでも改善に向かうよう、精一杯努力したい。これからも、山内かなこは、皆さんの声を県政に届け、反映することを目指します。ぜひ、あなたのお話を、聴かせてください。
私が目指す「誰一人取り残さない宮崎」とは、1人1人の声、声なき声に耳を傾け、届け、少しずつでも苦しい現状を変えていく。その積み重ねで実現できるものだと信じています。

政治の主役は私たちです

 政治の主役は、知事でも、議員でもありません。宮崎で生活している私たち、1人1人です。皆さんの悩みやアイデア、さまざまな声を受け止め、議会で報告し、知事や職員と一緒に形にする。それが県議の役割です。19年の新聞記者生活で鍛えた現場主義、「声なき声をつかむ力」「わかりやすく伝える力」を、皆さんのために発揮します。

〔1〕まずはコロナ禍で経済的、精神的に苦しむ人を助けたい

収入が減って明日食べる物の心配をしている人への経済的支援、感染が怖くて学校に行くことができない子どもの心のケアや学びの場の確保など、まずはコロナ禍で苦しんでいる人・企業・団体の声をもとに実態をつかみ、本当に必要な支援策を提案します。


〔2〕女性、労働者、子育て世代の当事者として

セクハラ、マタハラ、パワハラ。もう終わりにしませんか。
女性、労働者、子育ての当事者として、リアルタイムな声、悩み、アイデアしっかり届けます。現職議員37人の平均年齢は64歳、女性はわずか3人という県議会の中に、「当事者」の声が必要です。


〔3〕あらゆる「生きづらさ」をなくしたい

生まれ育った地域や性別、障がいの有無、経済的な環境で、教育や就職、結婚、老後が固定化され、「生きづらさ」を抱える人も少なくありません。誰もが自分らしくのびのびと暮らすために、誰でもチャレンジできる機会の確保と、環境づくりを目指します。


〔4〕農家の皆さんの努力が報われる仕組みを作りたい

野菜単価の低迷、資器材や燃油価格の高騰などで苦況に立たされている農家の皆さん。農は食を守るだけでなく、環境や伝統文化、地域を守ることにつながります。皆さんの努力が報われる仕組みづくりのために、県だけではなく、国にも現場の苦境を発信し、根本的な解決策を一緒に考えます。


〔5〕個人事業主、中小企業の皆さんを守りたい

宮崎県は大企業は少なく、地域経済を支えているのは個人事業主、中小企業の皆さんです。皆さんの経営を支えることで、全国最下位クラスの県民所得の向上につなげ、若者の県外流出、UIJターンの創出につなげます。


〔6〕子どもや若者の声を尊重する

子どもの権利条約で保障されている「意見表明権」を重視し、投票権がなく、県政に意見を反映する機会がない子どもたちの意見を尊重することの大切さを訴えます。これからの宮崎を担い、現在の政策の恩恵も損害さえも受けてしまう子どもたちや若者の意見を、もっと尊重し、政策への反映を目指します。


〔7〕政党や立場の違いを超え、皆さんの声を反映したい

「遠い世界の話」「言っても無駄」「限られた人たちで決められていく」。そういう政治は終わりにしましょう。政党の違い、県民、職員、議員などの立場の違いを超えて、みんなで悩みやアイデアを持ち寄り、毎日の生活を変えていく。それが本来の政治の姿です。当たり前のことを当たり前にしましょう。


〔8〕誰でも議員を目指すことができる環境をつくりたい

政治に参加する権利、議員を目指す権利は認められています。年齢、性別、障害の有無、経済的な環境、立場の違いに関係なく、「なりたい」「なってほしい」という人が誰でも議員を目指すことができる環境づくりを進めます。